最近シャザムことキャプテン・マーベルにハマりオススメの本を訪ねられる機会が増えてきたので、私もまだ読み始めたばかりで知識が浅いけど興味のある人向けに参考になれば、と蔵書リストも兼ねてオススメ度一覧を作ってみました。
そもそもキャプテンマーベルとはなんぞや、という人のために紹介記事もいずれ書きます。

今後読み終わった本を随時追加したり、アニメ作品のリストも作るので気になる方はちょこちょこ覗いてやってください。

13.6.18追記

記事が長くなってきたので邦訳+タイトルにSHAZAMを冠するメイン誌それ以外のコミックで記事を分けました。

SHAZAM誌以外の関連作品
はこちら
シャザム/キャプテン・マーベル関連おすすめ作品リスト【コミック編 Part.2】

SHAZAM関連のアニメやゲームのリストはこちら
シャザム/キャプテン・マーベル関連オススメ作品リスト【映像作品編】

レーティングの目安

オススメ度
★★★★★ 必読 (タイトルに★をつけました)
★★★★☆ 読んで欲しい
★★★☆☆ 上2つでも足りない時に
★★☆☆☆ 余裕があったら
★☆☆☆☆ あんまり勧めない

出番の多さ
★★★★★ メイン誌
★★★★☆ 主要キャラの1人、あるいはメインエピソードがある
★★★☆☆ サブキャラだが見せ場がある
★★☆☆☆ 一部のエピソードにしか出てこない
★☆☆☆☆ 長期シリーズの1話のみ

入手しやすさ
★★★★★ 日本Amazonで買える
★★★★☆ 日本Amazonで買えるが在庫僅少
★★★☆☆ 北米Amazonなら買える
★★☆☆☆ 北米Amazonでも在庫僅少
★☆☆☆☆ プレミア価格・入手困難

備考
個人的にキャプテン・マーベルとビリー少年が同一人格か否かが重要なポイントだと思ってるので特記します(別人格だから勧めないというわけではないです)。

■邦訳

★DCスーパーヒーローズ

DCを代表するヒーローたちのオリジンとそれぞれの正義を支える信条を描くオムニバス作品。
キャプテン・マーベルは5つの短編のひとつ、"Power of Hope" の主役として登場。 ラジオ局の仕事とヒーロー活動を両立を頑張るうちに、ふと疲れて心に迷いが生じてしまう等身大なビリー少年がかわいい。
優しさと責任感にあふれる最も正統派な設定のキャプテン・マーベルが読める、今のところ唯一の邦訳作品。キャプテン・マーベルに興味を持ったらまず真っ先に読んで欲しい。

オススメ度
★★★★★
出番の多さ
★★★★☆
入手しやすさ
★★★★★
備考
同一人格


★キングダム・カム

近未来のアメリカを舞台に、旧世代のヒーローと新世代のヒーローの衝突が国の存亡を左右するほどの事態に発展していくエルスストーリー。
キャプテン・マーベルは出番は多くないが重要かつ意外な役回りで登場。未来の話なのでビリー少年は大人の姿になっている。キャプテン・マーベルはもとよりジャスティスリーグの面々の基本設定をある程度知っていた方がより深く感動できるので、DCスーパーヒーローズを読んだ上でこちらを読むのを薦めたい。

オススメ度
★★★★★
出番の多さ
★★★☆☆
入手しやすさ
★★★★★
備考
同一人格


バットマン:ダークナイト

一度はバットマンを引退した50歳のブルース・ウェインが再び返り咲き、ゴッサムを、やがては世界を掌握していく話。
ダークナイト・リターンズとその続編のストライクス・アゲインの2作が収録されていて、キャプテン・マーベルが登場するのは後者のみ。 かなり変則的な設定でビリーの出番もないので強くはオススメしないが、おじいちゃんになったキャプテン・マーベルの活躍はカッコいいし、バットマンも好きなら一読の価値あり。

オススメ度
★★★☆☆
出番の多さ
★★☆☆☆
入手しやすさ
★★★★★
備考
別人格


13.6.30追記

DCユニバース:レガシーズ Vol.1 Vol.2

1935年からインフィニット・クライシス直前までのDC世界の歴史を一挙に描く記念碑的作品。1人の市民の目を通してDC世界に起きた様々な事件がひとつの時間軸上で語られている。
キャプテン・マーベルは主に2巻から登場。クライシス・オン・インフィニットアースによってすべてのマルチバースがひとつになったために、今までアースSに隔離されていたキャプテン・マーベルとマーベルファミリーもそれ以降の大型イベントに頻繁に顔を出すようになる。2巻の巻末にはブラックアダムとキャプテン・マーベルのオリジンを簡潔に描いた読み切りも収録されているので、DC世界全体におけるキャプテン・マーベルの位置づけを知りたい人にはオススメ。

オススメ度
★★★☆☆
出番の多さ
★★☆☆☆
入手しやすさ
★★★★★
備考
同一人格


フラッシュポイント

DC世界の設定を一新するための大型イベントとして描かれた、フラッシュがある日突然パラレルワールドに迷い込むSF長編。
キャプテン・サンダー(この世界におけるキャプテン・マーベル)はフラッシュと共に世界の崩壊を食い止めようと立ち上がるヒーローたちの1人として登場。一般的な設定と違い、この作品ではビリーほか同じ里親の家に暮らす6人の少年少女が声を合わせてSHAZAMの呪文を唱えることで変身する。
メインキャラではないけどそれなりに重要な役回りで、6人のSHAZAMファミリーもかわいいので個人的にオススメ。

オススメ度
★★★★☆
出番の多さ
★★★☆☆
入手しやすさ
★★★★★
備考
別人格

■原書


★Shazam!: The Greatest Stories Ever Told

1940年のデビュー作から1998年までの各年代から選りすぐった13のエピソードを収録した1冊。時代ごとに変化していく設定・作風がこの1冊で楽しめるので、原書ではまず最初に薦めたい 。
火傷で顔が醜く爛れてしまった友人を救うために治療薬を手に入れようと奔走するシリアスな一編 "Yeah--This is a Face Only a Mother Could Love..." と、変身能力がおかしくなってビリー少年の姿でしか神々の力を使えなくなってしまうコミカルな一編 ”Out of the Dark Cloud” が個人的に好き。

オススメ度
★★★★★
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★★★☆
備考
別人格/同一人格


Superman vs. Shazam!

78年〜84年までのスーパーマンとキャプテン・マーベルが共演する5作品を収録。スーパーマンはアースワン、キャプテン・マーベルはアースSとそれぞれ違う次元に住むという、いわゆるプレ・クライシスの設定に基づく。タイトルにvs.とついているけど表紙のように殴りあってるのは最初の一編だけで、あとは仲良く共闘している。
最後の1編はGreatest Stories Ever Toldに収録されている"With One Magic Word"と重複してるので割高感はあるが、ミクシズピトゥルクのいたずらで2人の衣装と能力が入れ替わる話や、スーパーガールとマリー・マーベルのチームアップが楽しい。

オススメ度
★★★☆☆
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★★★☆
備考
別人格


★The Power of Shazam!

クライシス・オン・インフィニットアースによってすべてのマルチバースが1つに統合されたのを機に、フォーセットコミック時代から引き継がれていたそれまでの歴史を全て捨て、キャプテン・マーベルのオリジンを新たに語り直した作品。
宿敵ブラックアダムをビリーの両親の仇として再設定し、孤児になったビリーが魔術師にキャプテンマーベルの力を与えられ、両親の死の真相を突き止めて敵討ちを果たすまでをドラマチックに描いている。
87年〜2011年までのDCユニバースにおけるキャプテンマーベルの設定の根幹になる作品なので、この時期のキャプテンマーベルに興味があるならぜひ読んでほしい。

オススメ度
★★★★★
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★☆☆☆
備考
同一人格


★Superman/Shazam!: First Thunder

スーパーマンとキャプテン・マーベルが初めて出会い、協力して悪人を倒し事件を解決しながら友情を深めていく読み切り長編。
憧れのスーパーマンとはじめて共闘して舞い上がり、同年代の親友に「今度はスーパーマンと映画でも観に行くの?」なんて呆れられちゃうビリー少年がとってもかわいい。
ただの子供がスーパーヒーローになることで背負わされる重責もシリアスに描かれていて、ビリー少年が好きなら特に必読の一冊。スーパーマン好きにもオススメ。

オススメ度
★★★★★
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★★★☆
備考
同一人格


Shazam & the Monster Society of Evil

オルタナティブコミックの "BONE"でも有名なJeff Smithが手がける読みきり長編。
ポストクライシスのDCユニバースのコンティニュイティには含まれない独自の設定に基づく。オリジンもPower of Shazam! で描かれたそれとは異なり、本来ビリーの双子の妹であるマリーは年下の妹になっていたり、キャプテン・マーベルとビリー少年が別人格として描かれていたりする。
話の内容は、Dr.シヴァナとMr.マインドの策略により街に巨大ロボットが来襲。それをラジオ局の臨時リポーターの役を引き受けたビリー少年と、キャプテンマーベルとしての両面から解決しようとする。
 

オススメ度
★★★★☆
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★★★☆
備考
別人格


Billy Batson and the Magic of Shazam!

前半のシナリオとアートをMike Kunkel、後半のシナリオをtiny titansでお馴染みArt Baltazar & Francoコンビが手がけるシリーズ第1巻。タイトルは異なるが主な設定をShazam! & the Monster Society of Evilから引き継いでいる。
子供向けに描かれた明るくコミカルな作風で、元気なバットソン兄妹のかけあいがとてもかわいい。
またブラックアダムの正体テオ・アダムはビリーと同じ10代の少年という設定になっていて、学校を舞台に繰り広げられるバトルも見どころ。メインアーティストのMike Kunkelのカートゥーンスタイルの躍動感あふれる絵も魅力的。オススメです。

オススメ度
★★★★☆
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★★★☆
備考
同一人格


13.6.11追記

Billy Batson and the Magic of Shazam! : Mr.Mind over Matter

tiny titansでお馴染みArt Baltazar & Francoコンビが手がけるシリーズ第2巻。
ある日から次第にキャプテンマーベルの言動が粗暴になっていき、心配するマリーやトーニーの言葉にも耳を貸さない。ビリーの身に一体なにが…? というお話。前巻ではトラブルメーカーの印象が強かったマリーが兄のビリーを支えるしっかり者になっていて、2人の奮闘がかわいらしい。絵もかわいく読みやすいのでオススメ。

オススメ度
★★★★☆
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
★★★★☆
備考
同一人格



13.6.02追記

The Trials of Shazam! Vol.1,2

リランチ前の正史の流れを汲むリミテッドシリーズ。
ロックオブエタニティと魔術師シャザムが消滅したために狂った魔法のバランスを元に戻すため、フレディはシャザムの後を継いだビリーに命じられ、新たな戦士となるための試練を受ける。
ストーリーは面白いが結末は個人的に少々複雑…。ビリー少年がキャプテン・マーベルとして活躍する姿は冒頭少ししか見られないので、それ目当てではあまりオススメしない。
フレディが好きな人やポストクライシスのコンティニュイティの流れを知りたい人向け。

オススメ度
★★★☆☆
出番の多さ
★★☆☆☆
入手しやすさ
★★★☆☆
備考
同一人格

★The New 52 SHAZAM!

The New 52 Justice League誌のバックアップストーリーとして連載されていて、 #21 にて完結。
フラッシュポイントを経てのリランチに伴い、ビリー少年のオリジンが新たに語り直される。キャプテン・マーベルの名前も使われなくなり、変身後の姿をシャザムと呼ぶように。これまで純真で明るいイメージが強かったビリー少年の性格も一新し、ここでは悪態をつき攻撃的な性格の15歳の少年として描かれている。そのため従来のファンからは賛否両論ある様子だが、ライターのジェフ・ジョーンズお得意の細やかな人物描写で根拠のある描写がされているので私は好き。
孤児院にも里親の家にも馴染めず孤独だったビリー少年が、新たな里親の元で出会った義兄弟たちの友情に支えられつつヒーローの自覚に目覚めていくまでを描く。
途中から連載をリアルタイムで追い始めたんですがどんどん熱くなっていく展開に夢中になりながら読んだので思い入れも強いです。熱い少年マンガとして誰でも楽しめる作品だと思うので単行本化したらぜひ読んでほしい一作。
 

オススメ度
★★★★★
出番の多さ
★★★★★
入手しやすさ
13年9月下旬発売
備考
同一人格